知らない間に不誠実なホームページになっていませんか

2022/01/06

 

ユーザーに対して誠実である。

あたり前のことと思われるかもしれませんが、ユーザーに不誠実なホームページというのは存在します。
しかも、企業側は自社のホームページが不誠実だということに気づいていないパターンが多いです。
今回は不誠実なホームページが引き起こすマイナスの影響について説明します。

まず、不誠実なホームページとはどういったものなのか。

不誠実なホームページ=嘘のあるホームページ

ということです。

この不誠実なホームページというのは、多くの場合、自分たちをよく見せようという考えが根底にあります。
本来ホームページはユーザー視点で作られるべきなので、ユーザーに不誠実なホームページは存在しないはずです。
しかし、企業側の視点でホームページを作ってしまうと、自分たちの伝えたいことが優先事項となります。
その結果、不誠実なホームページが出来上がってしまう可能性があります。

例えば、以下のようなことはないでしょうか?

  • ホームページ用の撮影のときだけオフィスを整理する
  • 残業が多いにもかかわらず、採用ページでその内容を伏せている
  • 架空のレビュー(お客様の声)を掲載している
  • ホームページやSNSの写真が実際と異なる

 

不誠実なホームページの例

採用ページの場合

あなたは採用活動の一環としてホームページ上に採用ページを新たに追加しました。
そして、あなたの会社の採用への応募を考えているユーザーが上記の内容に興味を持ち、応募し、採用されたとします。
恐らく、ホームページで見た良いイメージと実際の環境に大きなギャップを感じ、仕事へのモチベーションや企業への信頼度は間違いなく下がるでしょう。最悪の場合、退職する可能性もあります。
多くの時間とコストを掛けてページを作成し、採用活動を行ったとしても、ユーザーに不誠実な内容では採用活動は成功しません。
それどころか、損失を生んでしまう可能性もあります。

 

BtoCサイトの場合

あなたは経営するレストランのSNS運営に力を入れていて、コーディネートにも気を配った素晴らしい写真が投稿されています。
SNSを見たユーザーが写真のようなおしゃれな雰囲気を目当てにディナーを予約したとします。
しかし、店内は写真とは違いおしゃれな雰囲気ではありませんでした。
あなたは写真に映る部分だけおしゃれにコーディネートしていましたが、実際の店内の雰囲気は一般的なレストランとさほど変わりません。
ユーザーはがっかりし、再来訪はしないでしょう。
料理が美味しかったとしても、最初のネガティブなイメージがつきまとい、良い印象を持ってもらえないかもしれません。
最悪の場合、SNSや食べログなどにマイナスなコメントを投稿する可能性もあります。

 

嘘の無いホームページ

上記は分かりやすい例でしたが、気をつけないと知らない間に大なり小なり嘘のあるホームページになってしまう場合があります。

嘘は必ず見抜かれ、マイナスの影響につながってしまいます。

自社や店舗をよく見せたいという心理は大切なことですが、発信している情報に嘘が無いかしっかりと確認し、嘘のないホームページを作ることが必要です。

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