ECサイト(ネットショップ)を始めたいけれど何をどうすればいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
ECサイトを作る方法はいくつかありますが、個人や中小規模の企業におすすめしたいのが「ASPカート」と呼ばれるサービスです。
ASPカートを使えば、簡単・低コストでネットショップを開設し、商品を売ることができます。
本記事では、ASPカートについての解説と、おすすめのASPカートを5つご紹介します。
サービスによって特徴が様々なので、やりたいことや売りたい商品の特性などを考えながら、ぜひ参考にしてください。
目次
まずはじめに、「ASP」とはアプリケーション・サービス・プロバイダの略称です。
クラウド上に用意したソフトウェアの機能を、インターネット経由で提供する事業者やサービスのことを指します。
ASPカートとは、ECサイトを運用するための基本機能が備わったショッピングカート機能をクラウド上で提供しているサービスです。
カートに入れる、購入手続きをする、購入が確定する といった一連の流れを、専門知識や経験がなくとも簡単に利用することができるため、短期間でEC事業をスタートすることができます。
また、ASPカート以外にもECサイトを構築し運営する方法はいくつかありますが、手軽に始められる点や低コストという特徴から中小規模の事業者をはじめとする多くのユーザに利用されています。
ASPカートは、提供しているサービスのwebサイトからユーザー登録をすればすぐに利用することができるため、短期間で事業をスタートすることが可能です。
また、初期費用や維持費用が他のショッピングカートと比べて安く済むこともメリットです。
手軽・低コストで始められる反面、使える機能が決まっているというデメリットもあります。
ASPカートは、すでに用意されているシステムをレンタルするという性質上、利用ユーザーごとにカスタマイズをすることはできません。
独自の売り方をしたいお店や、大規模なネットショップを目指している場合には向いていないといえるでしょう。
次に、おすすめのASPカートを紹介します。
サービスごとに特徴や強みは様々です。取り扱う商品の特性や、売り方、事業の規模などに合わせてASPカートを選びましょう。
GMOペパボ株式会社が運営するASPカートで、中小規模のショップから有名ブランドのショップまで、40,000店舗以上(2022年4月時点)に導入されています。
公式サイト:https://shop-pro.jp/
GMOインターネットグループ株式会社が運営するASPカートで、法人が運営するショップの導入実績が11,000社以上あります。
公式サイト:https://www.makeshop.jp/
Shopify Inc.が運営するカナダ発のASPカートで、業種に関係なく世界中の企業が利用しています。
海外産のサービスですが国内企業も多く利用しており、日本法人もあるので日本語対応も問題ありません。
公式サイト:https://www.shopify.com/jp
株式会社Eストアーが運営するASPカートで、多機能さと協力なサポート体制が特徴です。
ECサイトの経験があり、予算に余裕のある事業者が向いているサービスになります。
公式サイト:https://shopserve.estore.jp/
ヤマト運輸株式会社が運営するASPカートで、名前の通り「らく」に運用できることをテーマにしたサービスです。
ヤマトグループサービスで連携することができるので、煩雑になりがちなデータ管理がしやすくなっています。
公式サイト:https://business.kuronekoyamato.co.jp/raku-uru/
ご紹介したASPカートはもちろん、ASPカートを提供しているサービスではたいていお試し登録ができます。
無料で管理画面をさわることができるので、実際に試してみて自分のやりたいことができるか、使いやすいか等を確かめるのもおすすめです。
ニイグミでは、ECサイトのカスタマイズも承っております。
弊社では今までに、カラーミーショップ/makeshop/Shopify/ショップサーブでのカスタマイズ経験がございます。
どのサービスにしようか迷っているのお客様には、ご希望に合ったASPカートサービスのご提案をいたしますのでご安心ください。
また、商品以外のコンテンツも載せたい、競合と差が出るデザインにしたいといったご要望にもお応えできますので、お気軽にお問い合わせください。